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2017年10月12日
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:山村 輝治)は、全国の20歳以上の男女計4,160人を対象に、2016年末の大掃除の実態をインターネット調査しました。
今回、そのうちの832人の高齢者(60歳以上)の意識・実態についてまとめました。
2016年末の大掃除実施率は49.0%で、2014年末の54.9%、2015年末の53.7%と比べて年々減少しています。
また、還暦を過ぎてから掃除に負担を感じるようになった場所は、1位は「レンジフード・換気扇」(52.2%)、2位は「窓・網戸」(36.8%)、3位は「エアコン」(28.2%)、4位は「照明器具」(27.8%)と“高所” が上位にランクインしました。さらに、掃除に負担を感じるようになった理由については、約6割の人が「イスや脚立を使った高所の掃除に不安を感じる」と回答しました。
別居している自分の子どもや子どもの配偶者に「家の大掃除を手伝ってもらいたいか」について尋ねると、“自分の長男”に「手伝ってほしい」人は35.8%、“自分の長女”では33.6%、“自分の長男の妻”では20.8%、“自分の長女の夫”では16.6%でした。
実子に手伝ってほしい人が多いものの、義理の子どもに手伝ってもらいたい理由には、「おしゃべりがしたいから」や「みんなで大掃除をしたという達成感を味わいたい」、「交流になる」などが挙がり、 “掃除を通してコミュニケーションを取りたい”と考えている高齢者がいることがわかりました。さらに、中でも“男性(長男および長女の夫)”には、「重い物を持ったり、高い所の掃除を手伝ってもらえると助かる」や「体力的に力を貸してほしい」など高齢者が掃除で負担を感じる場所のサポートを求める回答が挙がりました。
今年は、高齢者が負担に感じる高所などの掃除をサポートしつつ、コミュニケーションを取るきっかけに大掃除を活用してみてはいかがでしょうか。
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